チューニングについて、考えてみよう。

06/05/01

今日、ボーっと考えていました。
チューニングって何?何故するの?
リンクフリーなので、許可なく紹介(笑)。
ナプロフクシマさんの、テスト&レポートのページです。
こちらはたかくんpapaはりあーさんのページです。
こちらはFAST&FIRSTの自動車関係のページです。

正直すばらしい情熱だと思います。

車の動きには、加速・減速・旋回と大きく3つにわかれます。
今回はまず第一に、走り、その中での加速について考えてみたいと思います。

加速=エンジンのトルクだと僕は思っています。
馬力よりはトルクでしょう。
馬力はイメージ的に「馬力=トルク×エンジン回転数」だと思います。
もちろん自分が街乗り目的での利用に限ったチューニングです。

簡単に加速のための順序を考えてみました。
吸気→ガソリンと混合→圧縮→爆発→排気
爆発した時のエネルギーを上下の運動エネルギーに変えて、
クランクシャフトで回転エネルギーに変えて、ギアを通ってタイヤに伝達する。
おおまかにこんな感じでしょうか?

そのエネルギーは全て車の加速へ転換される訳ではありません。
熱として放出されたり、振動になったり、ほかにもいろいろ損失があります。
ATならATフルードとか、エンジン内やギアやベアリングの摩擦とか。
他にもいろいろあります。今思い付かないだけです(^^;。
ガソリンを燃焼させ、発生した全熱量を100とすると、
放熱で28〜33、排気で34〜36、機械的な損失等で6〜8、損失します。

チューニングのポイントについてですが、ざっとですが
1.吸気
2.排気
3.燃調
4.フリクションロス
5.燃料
が挙げられると思います。というか思い付きました。

どうしたら性能が向上するか、表にして考えてみました。
エンジンを直接加工するのは、今回は考えません。
ほとんどの方は、費用的にそこまで考えにくいでしょうし、私も無理ですし。

 
一番考えやすい手段
ちょっとアヤシい手段
1.吸気 エアクリーナー交換 マイナスイオン系
2.排気 マフラー交換・Ex.マニ交換
スポーツ触媒
マイナスイオン系
マフラーアーシング
3.燃調 ROMの書き換え プラグ・プラグコード
4.フリクションロス オイル・オイル添加剤
5.燃料 燃料添加剤 マイナスイオン系

結局マイナスイオン系は「アヤシい系」に列挙されますね(笑)
効果の程は確かに疑問が多いのは事実ですが、体感した人も多いですし、
体感できなかった人も多いです。
実際どうなのかわかりませんが、吸気では空気が燃えやすくなるのでしょうか?
排気では・・・どうなんでしょう。
燃料は・・・これまた燃料が燃えやすくなる?

私自身としては、電気系はいまいち懐疑的にとらえています。
火花が大きくなって、失火率が低くなる可能性はわかりますが、
空燃比が変わらない限りは・・・反映されるのでしょうか?
それともノーマルの状態ではかなり不完全燃焼なのでしょうか?
現在の点火のマッピングで、そこまで不完全燃焼があるのでしょうか?
瞬時に補正していくわけですし、ノーマルのROMではあまり関係ないような?

アーシングも疑問です。オーディオや電装系に効果があるのはわかります。
でも、電気的に負荷が減ったところで、加速につながるとはあまり思いません。

結局は空燃比を変えない限り、大きくは変化ないでしょう。

はっきり言って、空燃比が変わらないチューニングは、
トルクアップやパワーアップではなく、
トルクやパワーの特性が変わるだけだと思います。
低回転重視とか高回転重視とか。
それが自分の好みに合うものを探すのが、チューニングの楽しみなんでしょうね。

本当に加速をよくしたいのならば、上記の手段ではなく、
軽量化と空気抵抗の低減が一番でしょう。
トランクに荷物満載で、省燃費や加速をもとめるのは違っていると正直感じます。

みなさんはどう思われますか?
思った事をどんどん更新していく予定ですし、みなさんの意見も紹介できたらいいと思っています。

最近はワンボックスとか「乗りやすい」車の人気が高く、
「駆けぬける歓び」を感じられる車を選ぶ人が減ったのを悲しく思っています。
この企画が、車に対する感じ方が少しでも変わる事を願っています。